新発売「原木しいたけ ふるさと応援 食べ比べセット」の楽しみ方!

2021年02月10日

こんにちは。へるしいたけ店長の山根です。

さて、ご好評をいただいております「原木しいたけ ふるさと応援 食べ比べセット」、皆さんはもうお試しいただけましたでしょうか??

日本初の「生産地×原木×品種」で原木乾しいたけを楽しめるこの商品。
本日は「どうやって楽しめばよいの?」と考えられている方向けに「原木しいたけ ふるさと応援 食べ比べセット」の楽しみ方をテーマにお届けいたします。ぜひお試しくださいませ 。

 

1.まずはおだしをお試しください

乾しいたけを戻した時に出てきた戻し汁は極上のおだしです 。 まずはぜひこのおだしを飲み比べてみてください 。 それぞれの特徴がはっきり出て楽しいですよ 。

< 材料 >

  • 乾しいたけ  各県 2 個 (5 県 × 2 個で 10 個)
  • 水      各乾しいたけ重量の約 20 倍

< 作り方 >

分量の水を沸騰させてから火を止め、県別に分けて乾しいたけを入れた容器の中にお湯を注ぎ、15 分程度放置します。

低温乾燥でとったお出汁

<楽しみ方>

まず、一つ一つのおだしの香りをお楽しみください。次に一口ずつ口に含み、じっくり拡がる甘みと旨味を感じてください。

※各だしに茶さじ 1 杯 くらい の塩を入れていただくと、よりおいしく感じられます。

低温乾燥椎茸の出汁の飲み比べをするところの画像

2.バターしょうゆで蒸し焼きにして食べ比べてみてください。

だしを楽しんでいただいた後は、簡単でしいたけそのものの味が感じられる、バターしょうゆ 焼きをお試しください 。

< 材料 >

  • 戻した乾しいたけ     各県 2 個 (10 個)
  • バター またはオリーブ油 大さじ 2
  • しょうゆ         適量

< 作り方 >

(1)戻した椎茸の軸を切ります 。
(2)フライパンにバターを敷いて火にかけます。
(3)溶けたら1をヒダを上に向けて置き 、戻し汁大さじ2(分量外)を加え 、蓋をして弱めの中火で 5 分程度蒸し焼きにします。
※ 裏面は焼かなくても良いです 。
(4)蓋を開け、最後にしょうゆを少々回しかけてできあがりです 。

< 楽しみ方 >

各県で異なる味・香り・歯ごたえをお楽しみください。

乾しいたけのバター醤油焼きの画像

3.各県の乾しいたけの特徴はコチラ!

  • 石川県産

    日本海・能登半島で生産されています。三方海で冬の寒さは厳しく、寒風でゆっくり生長し傘の部分に亀裂が出来ながら育ちます。

    品種は肉厚と旨さで定評がある“菌興115号”です。肉質はどの産地よりコリコリ感のある硬めですが、湯戻し15分で調理できます。

    コナラ原木で育ったことで出汁は癖がなく、透明感があり、甘さが際立ちます。別名“のと115”

    雑木林で育つ石川県産の原木椎茸の画像

  • 鳥取県産

    日本の乾椎茸産地としては珍しい積雪量が多い産地です。12月末から2月まで、ほだ場は雪で閉ざされます。雪の下では、合掌に組まれたほだ木の空間は、地熱で溶かされ洞(うろ)の状態になり、時間が止まった状態でゆっくりと生長します。

    雪解けと同時に生長したきのこは、肉質がふっくらした適度な硬さを保っています。

    品種は、当社で最も肉厚の低温菌115号が主体です。湯戻し後の出汁は、透明感のある薄茶色でコナラ原木特有の癖のない甘さとほのかな香りが特徴です。

    雪の中で育つ鳥取県産原木しいたけのホダ場画像

  • 高知県産

    太平洋側に面した温暖な高知県ですが、生産地は四万十川源流の山間部梼原町です。梼原町は、夜昼の寒暖差が大きく、杉・桧のほだ場でも乾燥するため、肉質が締まりほど良い歯ごたえのあるきのこに生長します。

    品種は、肉厚の115号が主体です。利用原木はコナラが多く、湯戻し後の出汁は透明感のある薄茶色で甘みが強いのが特徴です。

    高知県産原木椎茸の画像

  • 佐賀県産

    生産地は、玄界灘に面した唐津市・伊万里市です。温暖な気候の産地ですが、冬は海風が強く乾燥することで歯切れのよいきのこに生長します。

    品種は、中低温菌の240号です。クヌギ原木から発生したきのこは、独特の出汁が出ます。お湯戻し後10~15分は、クヌギ特有の原木の味が出ますが、30分経過すると癖が取れ240号特有の強い甘さに変わります。

    佐賀県産は、椎茸全てを乾燥後に10時から14時まで天日に当てています。椎茸の香りは良く、出汁の色は濃い茶色になります。飛魚だしと組み合わせは、ガツンとした出汁で好評です。

    風通しの良い佐賀県産原木しいたけのホダ場

  • 熊本県産

    乾椎茸の生産量が多い熊本県の中で、標高500~600mの山都町と球磨郡の2か所で生産をしています。原木は、阿蘇のくろぼく大地で18~20年育った若いクヌギを利用し、萌芽更新で山を再生させています。

    品種は240号主体で、ほだ場は、杉林が多く湿度のやや高い場所で丸形にゆっくりと生長します。

    椎茸は、柔らかめですが歯切れが良くコリコリ感が味わえます。だしは、やや濃い茶になり10~15分はクヌギ独特の原木の味が出ます。30分すると癖が取れ強い甘みに変わります。

最後に…

いかがでしたでしょうか。この「食べ比べセット」は種となる菌を開発している弊社にしかできない取り組みです。今後もっともっと生産地を増やし、みなさまにより楽しんでいただけるよう、頑張ってまいります!

まだお試しになっておらず、ご興味を持たれた方は、ぜひこの機会にお試しくださいね!
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