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- 干ししいたけの美味しい戻し方
![干ししいたけの美味しい戻し方](img/header.jpg)
ヒダを上にして2時間日光当て
![ヒダを上にして2時間 日光当て](img/point1_photo.jpg)
干ししいたけ料理をすると決めたら水戻しをする前に、まずは「日光浴」です。
ヒダを上ににして日光に2時間ほど当てるだけで、ビタミンD2の含有量が約10倍に跳ね上がります。
一度できたビタミンD2は、常温でも2~3ヶ月は安定していますので、天気が良くて少し時間のあるときに天日干ししておくのも良いでしょう。
ちょっとしたひと手間も、より良く栄養を取っていただくための工夫ですね。
ビタミンDはカルシウムのバランスを整えるのを手伝ったり、骨の健康を保つのに働いています。
しいたけの厚さに応じて戻し時間が変わる!
お手元にある乾(干)ししいたけの大きさ、厚みはどんな感じでしょうか?
肉厚なものを「どんこ」、比較的薄いものを「こうしん」といいます。
★戻す時間は、しいたけの厚さによって変わります。
![戻し時間の目安](img/point2_fig.png)
![そこのあなた、レンジでチン!していませんか?](img/point2_fig2.jpg)
お湯や電子レンジを使って素早くもどす方法がテレビやインターネットなどで紹介されていますが
実は、おすすめはできません。
![戻しすぎにも注意です。](img/point2_fig4.jpg)
少ないと戻りが悪い。水の量にはこだわれ!
「水の量は可能な限りたっぷりと!」
という事が良く言われますが、ざっくり過ぎてわかりづらいですよね。
![へるしいたけ推奨 適切な水量はコレだ](img/point3_fig1.png)
戻し汁を後で出汁として利用することを考慮しても、この水量がベスト!
水量が多いのは特に問題ありませんが、少ないと水もどりが悪くなり、美味しくなりません。
味にこだわるあなたには、ぜひ水量にもこだわって欲しい。
底の深めのボウルでも良いですが、プラステックタッパーやジッパー付のビニール袋だと水が乾(干)しいたけ全体に行き渡って便利です。
Before
![Before](img/point4_before.jpg)
After
![After](img/point4_after.jpg)
※画像は50gの干し椎茸に対し、1リットルの水を使用
低温でじっくりと、水温も重要なポイント!
水温を下げてじっくりもどしたいので、冷蔵庫の中に入れてください。
★水温が、25℃を超えると味が苦くなってしまいます!
特に気温が上昇する5~10月のは必ず冷蔵庫でもどしましょう!
![5℃](img/point4_fig1.png)
5℃くらいの冷水(冷蔵庫内温度)でゆっくり戻すのが、もっとも美味しさを引き出す戻し方ですので、常時冷蔵庫を使用するのがよいでしょう。
![お・さ・ら・い 「干ししいたけ戻し」の4つのポイント](img/osarai.jpg)
![いかがでしたか?](img/outro.jpg)