
みんなは、しいたけの栽培方法が2通りあることを知っているかな?1つは菌床栽培といって、栄養を加えたおがくず(人工培地)で育てる方法です。もう1つは原木栽培といって、どんぐりのなるコナラやクヌギの木を利用して、自然の中で栽培する方法です。伐採したどんぐりの木にしいたけの菌
を植え付ける原木栽培は、切り株から新しい芽が生えてきて、森も若返らせるんだ。
また、しいたけなどのキノコの菌は、森の落ち葉や枝なども分解して栄養とするから 森のそうじ屋さんなんだ。だから、原木栽培は、環境にやさしいし、農薬や化学肥料を使わない、安心安全な食品を生産しているんだよ。
しいたけを生産したり販売している人たちは、「乾(ほし)しいたけ」と書くんだ。なぜかというと、ほししいたけは、熱風機械乾燥してつくっているからなんだよ。
でも、昔は現在のように便利な機械がなかったから、すべて太陽にあてて干していたんだ。だから「干ししいたけ」って書いていたけど、今は機械で
乾燥させる方法が主流になってきたから「乾しいたけ」と書こうと へるしいたけでは定義づけたんだ。
でも、「乾」という漢字には「ほし」という読み方がないよね。だから、新聞などでは「乾」という字は使わないで「干ししいたけ」と書かれているんだよ。

乾しいたけは、傘のひらき具合によって、「どんこ」と「こうしん」に分けられます。傘がわずかに開いた丸みのあるしいたけが「どんこ」。それに対し、傘がよく開いたしいたけのことを
「こうしん」って呼んでいるんだよ。また、生しいたけは、市場用語で、A、B品とか秀、優品で区別されています。
乾しいたけは、料理にあわせて選ぶといいよ。しいたけの歯ごたえ、ボリューム感を味わいたいステーキやカツなどの料理には「どんこ」を、急ぐ料理には水戻りの早い「こうしん」を使うとお料理のスピードアップもできて、腕も上がるね。