
平成21年11月7日(土)、
第5回原木しいたけ新規生産講座が開催されました。
今回のテーマは伐採です。
このブログでは2年前にも紹介していますが、
天気も良く、いい写真が撮れたので、また紹介してみましょう。

まずは座学からです。
チェーンソーの扱い方や目立ての方法、木の切り方と、安全について
講師の方に教えていただきました。

私もこの研修は3回目ですが、目立てについてよく分かりました。
ポイントはやすりの太さ、角度、力の入れ方、道具でしょうか。
写真では赤い固定器具が使用されていますが、クランプという道具です。
これで固定すると力が分散せず、上手に目立てができます。
あと、丸やすりの太さはソーチェーンの大きさにもよることと
どんどん削っていくと細いやすりに変えた方がよいとのことでした。
それと、やすりは押す時だけに力を入れることと、やすりを道具箱に
無造作に入れないことです。(他の道具にこすれて目がなくなる)
講師の方の道具を見せていただきましたが、正にPRO仕様でした。
とても手入れがよく、きれいでした。流石です。

ちなみにこれが切れそうにないソーチェンです。

そしてこちらが切れるソーチェンです。
違いは一目でわかりますね。PROの道具は大事に使われています。
刃の部分に線が見えますが、あそこまでは修正して使えるとのこと。
ただし、一回石を切ってしまうと、1/3程度は削りとらないと修正
できないそうです。気をつけましょう。

この写真は実際に目立てをしているところ。
角度が分かるように目立てゲージを使用しています。
角度が決まらないと2つのローラーが回転しないので
ローラーが2つとも回転するようにしてやすりを押し出します。

さて、座学のあとは実習です。
今回は実習の講師として森林組合さんから5名も出ていただきました。
これから5班に分かれて実際にチェーンソーを使ってみます。
ちなみに初心者は参加者中1/3で、その他の方はすでに立木に
向かったことがある人たちです。

最初に講師の方に1本デモンストレーションで切ってもらいます。
切る前に、この木が倒れるところを確保してから向かいました。

まず受口を伐採方向に切り込みます。
斜め切りの角度は30~45度
この写真は45度くらいでしょうか。
深さは直径の1/4以上。大径木では1/3以上切り込むそうです。
受口の水平切りと斜め切りの終わりの線は必ず一致させましょう。
この受口の高さの2/3の反対側から水平に追口を入れます。
このとき、必ず「つる」・・・といって切り残しを残すことが大切です。
切り抜いてしまわないことです。この「つる」の幅が倒れるスピード
と方向を調節する役割を持つそうです。ドアの蝶番と一緒だそうです。

切り倒したあとの切り株はこんな形になるわけです。
椎茸の原木に使われる広葉樹は、よく木が裂けるそうです。
それを防ぐため、芯抜きをすることもあるそうです。

そして切り倒された木です。
これくらいの大きさだとミキミキという音と倒れたときのドシンという
音も迫力ありますね。

それから各班に分かれて実習です。
初心者の班は、まず目立てをもう一度教わりました。

それから、実際に伐採してみることになりました。
まずは、切る木を選び、その木の上を確認します。
倒れるイメージを作ることと、かずらなどが巻きついていないか等を
確認中です。

そして伐採です。
ロープをかけて倒れる方向を補助しました。

そして玉切りまでしてしまいました。
これは別の班の写真です。
短い時間であれもこれもの研修会になってしまいましたが、
無事終了となりました。
原木椎茸栽培では、立木を自伐できるかどうかがカギに
なります。
そういう意味でも中身の濃い研修会となりました。
投稿日時09,11,09 | コメント (0) | トラックバック (0)
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