平成20年1月27日(日)、第8回原木しいたけ新規生産講座が開かれました。
当日はあいにくの天候で、山に向かうと白い雪が・・・
今回のテーマは収獲と乾燥です。場所は鳥取市青谷町の遠藤さんのほだ場と乾燥場です。
参加メンバーはJA鳥取いなば青谷支店で待ち合わせし、かちべ伝承館で遠藤さんと合流。その後、ほだ場へ移動となりました。
青谷地区は県下でも規模の大きい生産者が多く、遠藤さんは乾椎茸主体の生産者。栽培歴は30年です。鳥取特産の20世紀梨との複合経営で取り組まれています。
今回視察した遠藤さんのほだ場は、標高120~130mで南向き斜面。コナラ原木主体です。
運搬道も整備されています。
杉林内には1年、2年のほだ木が並びます。菌興115号の形成菌が主です。
山の斜面を渡って次のほだ場へ移動中。
斜面はけっこう急です。
そして到着。
黄色い実はゆずでしょうか。
カメラを構えている斜面側は果樹園の廃園でした。
雪は前日の夜からのもので、椎茸の収穫は前日にほとんど済ませたそうです。
当日の午前中には、この研修のためにわざわざ発電機を持ちこみ、ブロワーで椎茸の雪を吹き飛ばしていただいたそうです。ほんとうに頭がさがります。
今回はこのほだ場で収獲の研修を行います。
遠藤さんから収獲の注意点を教わっているメンバー。ひだにはさわらないことや割れさせたり、欠けさせたりしないこと。そしてかさの開き具合を見て収獲してほしいとおっしゃっていました。
恐る恐る収獲するメンバー。
やはり他人のしいたけを採取するには気を使います。
ピンボケですが、採取するのはこんなかんじのものです。
しいたけも雪をかぶっています。
じんわりと水分がしいたけにしみこんでいきます。
収獲されたしいたけ。
これもピンボケですがジャンボ級です。
もちろん厚みもしっかりありました。
さて、収獲後。
乾燥舎へ移動し、乾燥の研修を受けます。
ここは遠藤さんのご自宅です。
遠藤さんにエビラに並べるときの注意事項を教わっています。
さっそく研修生のみなさんもやってみます。
奥に見えるのが乾燥機です。
ここにしいたけを並べ終わったエビラを入れます。
ちなみに、遠藤さんのところは「菌興式C-45型」といって、名前で判るとおり菌興椎茸協同組合の乾燥機が2台入っています。
いい仕事します。
上の四角がダンパーといって乾燥機内に入る空気の量を調整します。閉じると空気が入らないので温度が逃げません。もちろん湿気も逃げません。
開くと空気が入りますが温度と湿気が逃げます。乾燥するエビラの枚数で、閉じ加減、開き加減は変わります。
ということは、今回のように雪や雨でしっかり水分を含んだしいたけを乾燥するには、ダンパーを開き、湿気を逃がすようにして乾燥し始めます。温度は40度からじんわりと熱を掛けていきます。これから約30時間程度、だんだんダンパーを閉じていき、温度を上げていきながらしっかりと乾燥されていきます。
そうして出来上がったしいたけです。
もちろん研修の日ではありません。乾燥後に再びおじゃましました。
この時期のしいたけは水分が多いので乾燥時間がかかります。
これは産地によって違います。
水分が多いきのこでしたので、乾燥すると縮みます。
しかし色合いはいいですねえ。
こうして乾しいたけはできるのです。
投稿日時08,03,04 | コメント (0) | トラックバック (0)
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